どこの職場にも存在するお局様。
なぜお局様が存在するのか。
一体なぜあからさまな嫌がらせをするのか。
そんなこと思ったことありませんか?
私の前職の職場で数人いたので、観察しているうちに
しまいにはひとつひとつがツボにはまって笑っていましたが…
苦労している人もいるのではないでしょうか。
お局様とは
お局様とは、長年その会社に勤める、歳を重ねた女性(特に独身が多い)
のことで、仕事を取り仕切ることができる。
会社にとっては仕事ができると思われている。
ただし、自分が気に入らない人(特に女性に)に対して嫌がらせをしたり、
意地悪をしたり、キツく当たったりする人のこと。
歳を重ねた女性は多くいますが、尊敬できる人に対しては使わない言葉です。
お局様の特徴
① 嫌いな人に対して強く当たる
はっきり言って、いじめみたいなものです。
後輩の女性社員に対しての指導の口調が強い。
勤続年数が長いことから、わからないことを尋ねられると
「そんなこともわからないの」「この前教えたよね」
的な言い方をする。
② その気分次第で態度が変わる
お局様が出社した時点で、その日の気分の良し悪しがわかります。
朝の「おはようございます」に対する返事なし。
今日はやばそうだね、と女子社員で話すほどにあからさまです。
③ 陰口が大好き
嫌いな人がいない場所でその人の噂話や、悪口を言うのが大好き。
それを本人に決して言うことはないのですが、常に他人に陰口ばかり言っています。
些細なことでも「あの人はこれをこうした、ああした」など愚痴が止まりません。
その周りの人も常に自分も言われているのでは、と思ってしまいます。
④ 人によって態度が変わる
特に先輩の女性社員やお気に入りの男性社員、
上司には媚を売るような態度を取ります。
まるで別人のようになり、周りもびっくりするほど。
自分のものにしたいがための防衛本能でしょう。
⑤ 相手のミスを大きな声で周囲に聞こえるように怒る
気に入らない人が少しでもミスをすると、普通なら丁寧に教えてあげれば
いいものを、大きな声でそのミスをいじり始めます。
わざとらしく大きなため息をついたり、
「何度も教えてるよね」ときつい言い方をしたり。
⑥ 自分のミスを認めない
とてもプライドが高く、ミスをしたとしてそれを注意されたとしても
決して謝りません。
⑦ 気分が乗らないときは返事をしない
情緒不安定なのでしょうか、
気分が乗らない時には、声をかけても返事をしません。
聞こえなかったふりを必ずします。
⑧ 人の会話に入りたがる
周りの人が何か喋っている時には、必ず聞き耳を立てていて
ここぞとばかりに会話に割り込んでこようとします。
自分の意見が言いたいようで、うざいですよね。
⑨ 自分は忙しい感をかもし出す
常に自分の仕事が難しくて、忙しいとキリキリしている。
実際長年勤めているため、いろいろな業務をこなしています。
しかし、自分の仕事は他の人ができないように抱え込む傾向があります。
自分の仕事は自分しかできないからと、他人に一切教えたりしません。
お局様の心理とは
会社には私がいないと成り立たない、と思わせることで
プライドを保っているのでしょう。
常に自分が優位に立っていないと気が済まない。
男性社員にちやほやされている女子社員は、必ず嫌がらせの標的になります。
自分が正しいことをしているという自負があり、自分基準で物事を見定めるため、
自分と違うやり方をする人を認めることができない。
お局様の対処法
① お局様を味方につける
お局様のお気に入りになれば、怖いものなしです。
とにかくお局様を褒め称え、仕事を手伝ったりしましょう。
お局様は悪口が大好きなので、ほどよく相槌を打ってあげましょう。
ただし、自分からは悪口を言わないように。
仕事の相談もするととても喜びます。
「どうやったらあなたみたいに仕事ができるのでしょうか」など。
根気よく笑顔を絶やさず頑張ってみましょう。
② 上司に相談する
お局様と関わらないようにするのが手っ取り早い方法ですが、
なかなか難しいと思います。
そう言うときは、職場の移動願いをしてみたり、
席を離してもらうなどの処置をしてもらいます。
とにかく視界に入らないだけでも精神的にストレスが軽減します。
③ 転職する
それでも改善の余地がなければ、転職した方が良いです。
お局様のために、自分の精神を犠牲にすることはありません。
メンタルをやられてしまって体を壊しては、元も子もありません。
自分に合った職場が必ず見つかるはずです。
まとめ
仕事は良い環境でなければ長く続けることもできません。
自分が成長でき、良い先輩になれるような職場で働きたいです。
お局様のような人間にならないように、誰にでも丁寧な対応を心がけたいですね。